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保険のしくみ(自賠責保険など)

交通事故

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トピックス

自賠責保険と被害者の過失

2013.10.31

自賠責保険は交通事故の被害者に最低限の補償を受けてもらうための制度ですので、支払の基準額は低く抑えられています。
しかし、その代わりに、たとえ被害者に大きな過失がある場合であっても、その減額幅が大変低く抑えられているのです。


  過失7割未満 減額なし
  過失7割以上8割未満 2割減額
  過失8割以上9割未満 3割減額(傷害による損害は2割減額)
  過失9割以上10割未満 5割減額(傷害による損害は2割減額)


被害者に大きな過失がある場合には、普通、その過失の割合に応じて賠償額が減額されます。例えば、被害者が交通事故でけがをして、その損害額が100万円だった場合、もし被害者の過失が9割であれば、加害者に賠償を求められる額はその1割の10万円だけになります。しかし、自賠責保険を使えば、傷害による損害の減額は2割だけですから、80万円の保険金を受け取ることができることになるのです。
このように、被害者に大きな過失がある場合には、自賠責保険の基準で賠償額を計算したほうが、より手厚い補償を受けられることになります。
自賠責保険会社への保険金請求手続も、弁護士が代行できます。お困りの際は、ぜひ弁護士へご相談ください。

(関連トピックス)
自賠責保険の意義 ~最低限の補償~
自賠責保険の支払基準
自賠責保険の請求方法
仮渡金と内払金



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