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「世界では条約が、町では条例が、障がいのある人の権利を守る!~障害者権利条約と障がい者条例の深いつながり~」

2014.09.13/【堀田 伸吾】
9月13日(土)、新潟ユニゾンプラザにて、日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「世界では条約が、町では条例が、障がいのある人の権利を守る!~障害者権利条約と障がい者条例の深いつながり~」が開催されました。

障がい者の権利に関するさまざまな法改正を経て、本年1月に日本は障害者権利条約を批准しました。
他方、全国の自治体では、いわゆる障がい者差別禁止条例の制定作業が進められており、新潟市でも条例検討会が立ち上げられ、審議が行われています。
このような動きの中で、本プレシンポは、「条約」と「条例」の関係に焦点をあて、豪華講師陣を迎えて開催されました。





基調講演では、立命館大学生存学研究センター客員教授の長瀬修さんより、障害者権利条約が目指す「インクルーシブな社会」とは何かについてお話しいただきました。
続くパネルディスカッションでは、長瀬さんのほか、遁所直樹さん(社会福祉法人自立生活福祉会事務局長、新潟市障害者条例検討会委員、車椅子の障がい当事者)、長澤正樹さん(新潟大学教育学部教授、新潟市障害者条例検討会座長)、山崎公士さん(神奈川大学法学部教授、新潟大学名誉教授)、当会の黒岩海映会員にご登壇いただき、条約と条例の関係性について、さまざまな角度からご発言いただきました。
社会モデル・差別禁止・合理的配慮を掲げた条約の理念と、それを社会の実情に応じたかたちで実現していくための条例の関係について、理解の深まる内容でした。

シンポジウムには実に160名余りの方々にご参加いただき、質問もたくさん出て、大変盛況となりました。
新潟県弁護士会では、新潟市が検討中の条例がより良い内容のものとなるように、条例検討会に対し意見を提出するなどの活動を続けています。今後ともよろしくお願いいたします。

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