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和解成立!(B型肝炎新潟訴訟)

2011.12.26/【堀田 伸吾】
幼少期の集団予防接種によるB型肝炎ウイルス感染について、国の責任を追及してきた「全国B型肝炎訴訟」。

12月22日、新潟でも原告の一部について、個別和解が成立しました。

弁護団事務局として救済に向けて取り組んできた者として、救済への第一歩を踏み出せたことに、ほっとしています。

しかし、今回和解が成立した原告は、新潟訴訟原告57名中、まだ11名にとどまります。

和解に向けては、国と原告団との基本合意に基づき、様々な資料を国に提出して認定を受けることになりますが、実情としては、国の資料検討が遅れており、新規提訴のペースに追いつくことはおろか、既提訴者の和解にもまだ時間がかかりそうな雰囲気です。

平成元年に北海道で5名の原告が立ち上がってから20年以上が経っています。
国に対しては、ここまで解決を遅らせてきたことを反省し、迅速な和解手続の実現のために、十分な体制をとることを切に望みます。


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