~弁護士の日常~
敷居の低い弁護士がモットーと言いつつ、ブログがちょっと堅苦しい傾向にありましたので、ここらで、弁護士の日常など紹介してみたいと思います。
~月曜日~
民事事件の裁判期日2件。依頼者との打合せ2件。夜は某大規模事件の弁護団会議。
残りの時間は、事務所にて起案作業。
弁護士業界では、裁判所などに出す文書を作成する作業を「起案」と呼びます。
弁護士は、法廷に立つ時間よりも、この起案作業に時間を費やすことが多いです。
実は、物書きの仕事なのです。
~火曜日~
依頼者との打合せ4件。夜は某大規模事件の弁護団会議その2。
朝からずっと喋りっぱなしで、最後の方は声が枯れてしまいました・・・。
~水曜日~
民事事件の裁判期日1件。依頼者との打合せ1件。そのほかは起案のためキーボードを叩く。
夕方は刑事弁護委員会。夜は裁判所にて裁判員裁判に関する協議会。
弁護士が所属する弁護士会(各県にあります)には、人権擁護委員会、消費者保護委員会、刑事弁護委員会など、さまざまな委員会があります。
委員会活動も、結構マジメにやってます。
~木曜日~
当番弁護士の担当日。本日は出動要請なく平和でした。
そのほか、依頼者との打合せ2件。刑事事件の判決言渡しが1件。
「当番弁護士」とは、警察に逮捕されてしまったときに、いち早く弁護士が駆けつけてアドバイスを行う制度です。
~金曜日~
管財人を担当している破産事件の債権者集会2件。
午後から民事事件の裁判期日が怒濤の4連発。その後、弁護士会にて電話ガイドの担当。
夜は某大規模事件の弁護団会議その3。
今週は弁護団会議が3つも入っていました。
弁護団事件では、いろいろな弁護士の活動を見ることができて勉強になります。
少し仕事がたまっているので明日も出勤予定ですが、家庭生活も大事にしつつ(愛想を尽かされないように)頑張りたいと思います。
今週はこんな感じでした。